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スリランカのバス(長距離・ローカル)徹底ガイド:乗り方から便利な移動術まで徹底解説!

スリランカのバス(長距離・ローカル)徹底ガイド:乗り方から便利な移動術まで徹底解説!

ピンク色にデコレーションされたスリランカのローカルバス。

派手な車体に大音量の音楽、そして容赦ない爆走!初めて間近で目にした日本人旅行者なら「こんなバスに乗れるの?」と驚くかもしれません。しかしご安心を。

スリランカではバスは庶民の足であり、実は旅行者にとっても超格安で使い勝手の良い移動手段なんです。この記事では、日本人観光客が個人旅行でスリランカのバスを利用する際に知っておきたい情報を網羅してご紹介します。

インパクトあるローカルバス体験に興味がある人も、予算重視のバックパッカーも、これを読めば不安解消!さっそく最新事情からチェックしていきましょう。

目次

最新情報:スリランカのバス事情はここが変わった!

スリランカのバスは国内どこへでも走っている公共交通の主役。その魅力はなんといっても驚くほど安い運賃です。

中国語の旅行情報サイトによれば、短距離ならわずか20~50スリランカルピー(約10~25円)から乗れてしまい、コロンボ~キャンディなど主要都市間でも通常のローカルバスなら150~300ルピー(約75~150円)程度と破格です。

エアコン付きの「ラグジュアリーバス」でも1,000ルピー(約500円)ほどと、日本では考えられない安さで移動できます。日本円にすると「桁が違う!」というレベルの安価さで、旅行中の交通費を大幅に節約できるのがバス移動の最大の魅力でしょう。

スリランカのバス

そんな激安のローカルバスですが、近年いくつか新しい動きも出てきています。スリランカ政府は2024年、観光客向けの新しいエアコン付きバスサービスを初めて導入しました。

これは国営バス会社(SLTB)が66年の歴史で初めて試みる「高級観光バス」で、まずコロンボ市内の観光スポットを巡回する路線から試験運行が始まっています。

専用に訓練された乗務員が乗り、快適なバスで宗教遺産や文化名所を効率よく回れるとのことで、今後の成功次第では他の地域にも拡大予定と発表されました。このように公的機関も観光客向けサービスに乗り出しており、今後旅行者が利用しやすいバスが増える可能性があります。

一方で、現地ローカルな視点や旅行者の体験談も最新情報として参考になります。例えば2024年に3週間かけてスリランカを巡った日本人旅行ブロガーは、ほとんどの長距離移動をローカルバスで済ませ、「一人旅ならタクシー移動より旅費を大幅節約できた」と報告しています。

もちろん「エアコンなしで座席も硬く、乗りこなすのは大変」としつつ、「現地にどっぷり浸かりたい節約派にはおすすめ」と述べており、ローカルバス旅の醍醐味と苦労の両方を伝えています。

また欧米人旅行者のブログでも「バスは安いがかなりカオス。でもコツをつかめば意外と何とかなる」といった声があり、多少の遅れや混雑は日常茶飯事でも現地の人の助けもあって無事目的地に辿り着けるケースが多いようです。

さらに、中国の旅行ガイド記事には「主要都市間には事前予約可能な高速バスもあり、オンラインで時刻表検索や座席予約ができるサイトもある」と紹介されています。たとえば長距離移動では12Goなどの予約サイトを活用することで、席確保やスケジュール管理がしやすくなるとのことです。

日本語ではあまり聞かれない情報ですが、英語・中国語圏ではスリランカのバスを便利に使うための新サービスにも注目が集まっています。このように多言語で最新の話題をチェックすると、「安いだけじゃない、進化するスリランカのバス事情」が見えてきます。

では、そんなスリランカのバスを上手に使いこなすには何を知っておけば良いのでしょうか?

ここからは、バスの種類ごとの特徴や乗り方のコツ、安全性や他の交通手段との比較まで、具体的に解説していきます。

バスの種類と料金:ローカルバス vs 高速バス

スリランカのバスには大きく分けて2種類あります。ひとつは各町や村を結ぶ昔ながらのローカルバス、もうひとつは主要都市間を結ぶ高速バス(インターシティ)です。まずこれらの違いと料金の目安を押さえておきましょう。

ローカルバス(ノーマルバス):
主に国営の赤いバスや、カラフルに装飾された民間バスがこのカテゴリにあたります。乗客の希望する場所でどこでも停車してくれるのが特徴で、停留所以外でも手を挙げれば乗り降りOKというおおらかなスタイルです。その代わり各駅停車ゆえに時間は読めず、運転手もお客を乗せるために頻繁に停まります。またエアコンは基本的に無しで窓全開、扇風機が回っている程度です。運賃は非常に安く設定されており、民営・国営で大差なく1kmあたり数ルピー程度。例えば10分乗って30~40ルピー(約15~20円)という例もあり、「数十円~数百円」でそこそこ遠くまで行けるのが利点です。ただし遅い分だけ長距離の移動は所要時間が長くなります。旅行者にとっては、「とにかく安いが時間と快適さは犠牲にする」のがローカルバスと言えるでしょう。

高速バス(インターシティ):
エアコン付きで座席もリクライニングするタイプの中長距離バスです。主要ターミナルを発着し、途中は大きな町にしか停車しないため、都市間を素早く移動したいときに便利です。中には高速道路を経由する路線もあり、その場合はぐっと移動時間が短縮されます(例:コロンボ~ゴール間は通常バスで3時間以上→高速バスなら約2時間)。運賃はローカルバスの約2倍程度とされています。例えば同じ区間でローカルバスが100ルピーなら高速バスは200ルピーほどというイメージです。実際の例では、ネゴンボ~コロンボ間がローカルバス約Rs170に対し、高速バスではRs340だったとの報告があります。倍とは言え日本円で数十~数百円の違いなので、金額自体は依然お得です。エアコンによる快適さと移動時間短縮のメリットを考えると、特に長距離移動では高速バスを選ぶ価値は十分あります。難点はローカルバスほど本数が多くないことと、発着ターミナルが限定される点です(一部の高速バスは街中の通常ターミナルではなく高速バス専用の発着所から出ます)。旅行計画に合わせて時刻や発着場所を事前に確認しておきましょう。

上記2種類以外に、深夜に走る長距離バス(ナイトバス)も存在します。例えばコロンボ発深夜便など、一部の民間会社が長距離都市間を夜通し運行しており、リクライニングシートと冷房完備、途中休憩も最小限で夜が明ける頃に目的地到着…というものです。

深夜バスを使えば移動と宿泊を兼ねられて旅程を有効活用できます。ただし本数は多くないため、利用したい場合は事前にバスターミナルでチケットを購入するか、ホテルに頼んで予約してもらうと良いでしょう。人気路線は満席になることもあるのでご注意ください。

バスの乗り方:チケット購入から降車まで

では実際にスリランカのバスに乗るとき、どのような手順になるのか流れを見ていきましょう。初めてでも焦らずポイントを押さえれば大丈夫です。

バスターミナルを探す(またはバス停で待つ)

都市部では行き先やバス種別ごとに複数のバスターミナルが分かれています。例えばコロンボには、郊外行き高速バス専用の「マハラガマ(マクンブラ)バスターミナル」や、各方面行きのバスが発着するペター地域のバスターミナルなどがあります。

まずは「どのバスターミナル(乗り場)に行けば目的地行きのバスに乗れるか」を事前に調べましょう。ガイドブックやGoogleマップで確認したり、宿泊先のスタッフに「~行きバス乗り場はどこか」を聞けば教えてもらえます。

小さな町なら幹線道路沿いの適当な場所が乗り場になっている場合もありますが、その場合も地元の人に確認すればたいてい親切に教えてもらえます。乗り場探しが最初の関門ですが、わからなければ遠慮なく周囲に尋ねましょう。

行き先・系統番号の確認

バスに乗る前に、自分の行きたい方向のバスかどうか必ず確かめます。スリランカのバスはフロント上部に行き先と系統番号が表示されています。

例えば上の写真ではフロントガラス上に「48番 Polonnaruwa」と書かれており、このバスは48番ルートでポロンナルワ行きだと分かります。数字と英語(またはシンハラ語)の行き先表示があるので、まずそれを目安にしてください。

ただし同じ番号でも最終目的地が異なる場合があるので(例:途中の町止まりと終点まで行く便など)、乗車前に車掌または運転手に行き先を告げて確認することが大切です。

「キャンディー?(行きますか)」といった簡単な英語でも通じますし、乗客に聞いても教えてくれます。バスが停まっている時間は短いので、迷っているうちに出発してしまわないよう、来たバスが目的のものなら素早く乗り込みましょう。

乗車と座席の確保、荷物の置き場

バスには前方または後方のドアから乗車します。乗ったら空いている席に座りましょう。満席の場合は立つことになりますが、揺れが激しいのでできれば座りたいところです。

大きな荷物(スーツケースや大型バックパック)は、基本的に運転席横のスペースか前方の荷物置き場に置かせてもらえます。車掌がいれば積み込みを手伝ってくれることも多いです。

ただし貴重品が入ったバッグは自分の膝の上か足元に置き、常に目を離さないようにしましょう。棚や後部座席の網棚が備わったバスもありますが、スリや置き引き防止のため基本的には使わず、手元に置いておくのが安心です。

運賃の支払いタイミング

スリランカのバスは基本的に後払い制です。乗車してしばらく走ると、車内を巡回する車掌(集金係)がおり、携帯用の発券機やチケットを持っています。その人に行き先を伝えると運賃を教えてくれるので、その場で支払いましょう。

支払い後、レシート代わりの小さなチケットを渡されます(もらわない場合もありますが記念にもらっておくと良いでしょう)。小銭を多めに用意しておくのがポイントです。

100ルピー以上の大きな紙幣しか持っていないと「お釣りがない」と返される場合があり、結果的にお釣りをもらえず損をすることもあります。なるべく100ルピー以下の紙幣や硬貨を用意し、細かく払えるようにしておきましょう。なお、降車時にまとめて払う路線もごく稀にありますが、大半は途中で集金があります。

観光客料金に要注意?

スリランカのローカルバスでは、ごく一部で旅行者が高めの運賃を請求される事例も報告されています。

長距離バスや主要ターミナル発のバスでは正規料金であることがほとんどですが、市内の短距離利用時などに「外国人価格」を吹っかけられるケースがあるようです。

心配な場合は、乗り合わせた地元の乗客に「いくら払った?」と尋ねてみたり、事前におおよその運賃を調べておくと良いでしょう。

車掌に「チケットをください」(Please give me a ticket)と言って正式な料金票通りのチケットを受け取るのも有効です。もっとも大半の路線では数十円~数百円程度の違いですし、気にしすぎなくても大丈夫ですが、一応頭に入れておくと安心です。

降りたい場所で降車する

目的地が近づいたら、できるだけ前のドア付近へ移動し、いつでも降りられるよう準備します。乗車時に行き先を告げておけば、降りるときに車掌や運転手が声をかけて教えてくれることもあります。

「次ここで降ります」と自分で伝えてもOKです。降車は基本的に決まったバス停で行いますが、実際にはかなり柔軟で「この辺で降ろして!」と言えば大抵の場所で停めてくれる印象です。

降りる際は乗降口でモタモタしないよう手早く降りましょう。特に都市部ではバス停での停車時間が非常に短く、乗客の乗り降りに時間がかかると運転手に「早く!次行くぞ!」と急かされることがあります。

実際、大きなスーツケースを持つ旅行者が降車に手間取っていたら置いて行かれそうになり、見かねた車掌が助けてくれたという体験談もあります。荷物はコンパクトにまとめ、素早く乗降する──これがローカルバス利用の鉄則です。

以上がスリランカのバス乗車の基本的な流れです。最初は勝手が分からず緊張するかもしれませんが、一度乗ってみれば意外と何とかなります。現地の人々は親切なので、困ったときは助けてくれるでしょう。

バス移動のメリット・デメリット(安全性・時間・利便性)

超安いスリランカのバスですが、実際に旅で使うとなると気になるのは安全性や快適さですよね。また「時間通り来るの?遅れないの?」といった点や、他の移動手段と比べた利便性も重要です。ここではバス移動のメリットと注意点を整理します。

最大のメリットは「安さ」と「路線網の広さ」

何度も触れているように、バスの安さは他の追随を許しません。長距離移動でも数百円程度なので、旅の交通費を圧倒的に節約できます。

またスリランカ全土にバス路線が張り巡らされており、鉄道が通っていない地域や小さな村にもバスで行くことができます。主要な観光地同士はもちろん、乗り継げばかなり辺鄙な場所にも行けるため、行動範囲が広がるのも利点です。

さらに、地元の人々と同じ空間を共有することでリアルな日常に触れられるのも旅の醍醐味でしょう。窓からは美しい田園風景や街の様子が眺められ、ふと隣の乗客と言葉を交わすような心温まる交流も生まれるかもしれません。バスは単なる移動手段に留まらず、旅を豊かにする体験になり得るのです。

注意点①:時間が読めず遅延も日常茶飯事

バス移動で覚悟すべきは時間の不確実さです。そもそも発車時刻が定刻で決まっていないローカルバスも多く、満席になったら出発、あるいはゆるゆると一定間隔で運行…という具合です。

高速バスや長距離バスには一応時刻表がありますが、日本のように正確ではなく、5分10分の遅れは当たり前、時には「次のバスはいつ来る?」「さあ、そのうち来るよ」といった大らかな状況もあります。

また途中の道路状況(渋滞や工事)によって大幅に到着が遅れることも珍しくありません。旅程に余裕を持ち、「バス移動の日は時間がかかるもの」と割り切る心構えが必要です。特に帰国便のフライト当日など時間厳守の移動にはバスは不向きなので、別の手段を選ぶのが無難でしょう。

注意点②:混雑・暑さ・荒っぽい運転

スリランカのバスは快適性という点では残念ながら高くありません。まず混雑ですが、都市部では通勤・通学ラッシュの朝夕は車内がギュウギュウに混み合います。

席に座れず立ちっぱなしということもありえます。比較的空いている時間帯は昼頃と言われますので(ただし昼間は気温が上がるため一長一短ですが)、可能であれば混雑時間帯を避けて利用するとよいでしょう。次に車内の暑さ。エアコンのないバスでは走行中は窓から風が入りますが、停車中や渋滞中は蒸し風呂状態です。

真夏や日中の移動では汗だくになる覚悟がいります。扇子やハンカチ、水分補給用の飲み物を持ち込むなど熱中症対策を忘れずに。どうしても辛ければ少し贅沢して高速バスに乗る手もあります。

そして最大の試練(?)は運転の荒さかもしれません。スリランカのバス運転手は総じてスピード狂で知られ、猛スピード&クラクション連発で狭い道をグイグイ飛ばすことが多いです。

「違法じゃないの?」と思うほどのスレスレ追い越しや急ブレーキも日常茶飯事で、乗り物酔いしやすい人にはなかなかハードです。特に山岳地帯のくねくね道では高確率で酔ってしまうので、事前に酔い止め薬を飲む・窓から新鮮な風を入れるなど対策をしましょう。

スピード感そのものはある意味スリリングで面白い体験ですが、車内ではしっかり手すりやシートを掴み、安全には十分注意してください。

注意点③:スリや置き引きなど防犯面

治安面では、スリランカのバスに乗ったからといって特別に危険ということはありません。ただしスリ(盗難)に注意は必要です。自分の体に密着させていない荷物は狙われる可能性があります。

混雑時にリュックを背中に背負ったままにしない、スマホや財布はポケットから出して身に付ける、バッグの口は閉めて前に抱える、といった基本的な自衛策を取りましょう。

また、知らない人から食べ物や飲み物を勧められても口にしない、といった点も海外旅行の基本ですね(スリランカでその手の事件は聞きませんが一応念のため)。夜間にバスを利用する際も、人通りの少ない停留所で待つのは避け、大通りに出るなど気を付けてください。

もっともバス車内は地元の乗客も多く、人目がある環境ですから、よほどの油断をしない限り怖がる必要はありません。貴重品の管理だけしっかりしていればOKです。

以上のように、バス移動には「安い・どこでも行ける」という大きなメリットがある反面、「時間がかかる・快適ではない・多少リスクもある」というデメリットがあります。

時間と体力に余裕があり、旅の一部として楽しめる人に向いていると言えるでしょう。逆に「短い旅行期間で効率重視」「多少お金を払っても楽に移動したい」場合は、無理せず他の交通手段を組み合わせるのがおすすめです。そのあたり、次の章で他の交通手段との比較を見てみましょう。

他の交通手段との比較:どれが便利?どれがお得?

スリランカ旅行ではバス以外にも様々な移動手段があります。鉄道やトゥクトゥク(三輪タクシー)、最近は配車アプリによるライドシェアや、ドライバー付きタクシーチャーターなど選択肢は豊富です。

それぞれ利点・欠点が異なるので、目的に応じて使い分けると良いでしょう。バスと主要交通手段の比較を以下の表にまとめました。

スクロールできます
移動手段料金目安 (参考)所要時間・速度メリットデメリット
ローカルバス
(各駅停車型)
極めて安い例:市内数km=Rs20~50(¥10~¥25)、長距離100km=Rs200前後(¥100)遅い(各停のため時間が読めない)渋滞次第で大幅遅延もとにかく運賃が安い路線網が全国にあり目的地直結率高い地元の雰囲気を味わえる非常に混雑する場合あり車内暑く快適性低い(AC無)運転が荒い・揺れる旅行者には乗り方のハードル高め
高速バス
(インターシティ)
安い(ノーマルの約2倍)例:コロンボ-ゴール高速バス Rs1000前後(¥500)比較的速い(主要都市間を短縮移動)※例:コロンボ-ゴール約2時間エアコン付きで快適主要都市のみ停車でスピーディー長距離移動に最適本数がやや少ない発着ターミナルが限定運賃はローカルより高いがそれでも安い
鉄道安い例:コロンボ-キャンディ2等 Rs280(¥140)遅い(景色重視)※コロンボ-キャンディ約3時間(列車により変動)絶景ルート多数で観光に◎座席が確保できれば比較的快適旅情あふれる体験本数少なく遅延も多い路線網が限定(行けない町も)繁忙期は満席で座れないことも
トゥクトゥク
(三輪タクシー)
安い(距離次第)例:市内2~3km=Rs100~300(¥50~¥150)※メーター初乗りRs50+Rs35/km程度短距離向き市内を数分~15分程度で移動台数が多く捕まえやすい小回りが利きどこでも行ける現地らしい乗り物体験になる長距離や高速道路移動には不向き車体が小さく暑い・雨に弱い要値段交渉(観光客価格に注意)英語でのやり取り必要
配車アプリ
(Uber・PickMe)
やや高め(車種による)※PickMeで三輪ならメーター同等車なら距離に応じた料金自動計算市内移動の所要時間は車相当(渋滞の影響あり)アプリで呼べて安心・安全料金が明示されぼったくり無しクレジット決済も可能対応エリアが都市部中心郊外や地方では使えない要スマホ通信環境(SIM等)ドライバーから英語電話が来る場合あり
タクシーチャーター
(貸切タクシー)
高い(人数で割れば割安)例:中型車1日チャーターUSD60~70程度(¥9,000前後)・バン1日USD80~90(¥12,000前後)渋滞以外はほぼ予定通り(行程に合わせ柔軟に移動可能)ホテル~観光地間などドアツードア移動で楽荷物が多くても安心好きな時間に出発・立寄り自由日本語予約・日本語ドライバー手配も可能他の手段に比べ費用高め長距離では有料高速代など加算あり現地相場を知らないと割高な会社も

表のとおり、一長一短ありますが、旅の目的や予算に応じて組み合わせるのが賢い選択です。例えば絶景を楽しみたい区間は鉄道、街中の移動はトゥクトゥク、小さな町へはローカルバス、といった具合に使い分けると、それぞれのメリットを享受できます。

スリランカは幸い主要都市なら何らかの交通手段が必ず見つかるため、「移動が全くできなくて困る」という事態にはなりにくいです。

とはいえ短期間で効率よく巡りたい場合や、大人数・家族旅行で快適さを重視したい場合は、次に述べる貸切タクシー(チャーター)を利用するのもおすすめです。

複数人なら「スリランカタクシーサービス」で快適チャーター旅!

最後に、旅程や人数によってはタクシーチャーターという選択肢も非常に有効であることに触れておきます。特に3~4人以上のグループ旅行の場合、1台の車をチャーターして割り勘すれば、一人あたりの負担額はぐっと抑えられます。

「スリランカタクシーサービス」は日本語で予約・問い合わせができる現地のチャーター手配サービスで、安心かつ柔軟な旅をサポートしてくれます。

バスや鉄道では行きづらい世界遺産の街巡りも、自分たち専用の車があれば効率よく回れます。ここではタクシーチャーターを利用するメリットを整理してみましょう。

みんなで乗ればコスパ抜群: 貸切料金は距離や車種によりますが、例えば1日あたりのチャーター代を参加者で割れば、一人あたりの負担は鉄道+タクシーを組み合わせた場合と大差ないことも。人数が増えるほど一人当たり割安になり、快適さを考えればコスパは決して悪くありません。

日本語で予約・相談OK: 「スリランカタクシーサービス」なら予約段階から日本語対応なので、英語が苦手でも安心です。現地ドライバーとの細かなやり取りや要望伝達も日本語スタッフを通せるため、言葉の壁を感じずに利用できます。「空港に迎えに来てほしい」「途中でスーパーに寄りたい」など細かな希望も気軽に伝えましょう。

大人数や荷物が多くても安心: 乗用車では人数が収まらない場合、追加料金でワゴンタイプのバン手配も可能です。たとえば5~8人程度のグループや、大きな荷物が多い場合でも、一行全員が同じ車で移動できます。全員で同じ体験を共有しながら移動できるのもグループ旅のメリットですね。またチャーター車ならトランクも広いので、スーツケースを抱えてバスに乗る苦労とは無縁です。

以上のように、タクシーチャーターは快適さ・効率の面で群を抜いて優れています。専属ドライバーが付きますので、観光スポット間の移動だけでなく、道中でおすすめの景色を教えてもらったりといったプライベートツアー感覚も味わえるでしょう。

費用だけ見るとバスより高く感じますが、その分の価値は十分にあります。特に短い旅行日程で多くの名所を巡りたい場合や、小さなお子様連れ・シニア世代同行で移動の負担を減らしたい場合など、強くおすすめできる選択肢です。


まとめ:スリランカのバス旅を楽しむポイント

  • スリランカのバスは驚くほど安く、路線も豊富! 数十円~数百円で移動でき、鉄道が通らない場所へも行けるので、旅の強い味方になります。
  • ローカルバスと高速バスを使い分けよう: 近距離やローカル体験重視なら各駅停車のローカルバス、長距離移動や快適さ優先ならエアコン付き高速バスを選ぶと◎。高速バスは料金約2倍でも所要時間は大幅短縮できます。
  • 乗り方のコツは「事前確認」と「素早い行動」: 乗り場や系統番号をあらかじめ調べ、乗車時は行き先を車掌に確認。大きな荷物は前方に置かせてもらい、運賃は小額紙幣で後払いしましょう。降りるときは早めに準備し、機敏に!
  • 安全面は基本良好だが油断禁物: バス車内はスリに注意しつつ荷物管理を徹底。運転はかなり荒いので、立っている時はしっかり掴まり、酔いやすい人は酔い止め必須です。時間には余裕を持ち、遅延は織り込み済みで計画を。
  • 他の交通手段とも比較検討を: 鉄道は景色◎だが本数少なめ、トゥクトゥクは手軽だが長距離×、配車アプリは都市内で便利など特徴様々。旅のスタイルに合わせてバスと併用すると快適さと効率がアップします。
  • グループ旅行ならタクシーチャーターも視野に: 人数が多ければ貸切車の一人あたり費用は割安になります。日本語予約できるサービスを利用すれば言語の不安もなく、ドアツードアで自由度満点の旅が可能です。

スリランカのバスは最初は戸惑うかもしれませんが、慣れればその土地ならではの冒険として旅を彩ってくれる存在です。安さを武器に、ぜひ臆せず活用してみてください。

もちろん無理のない範囲で鉄道やタクシーも組み合わせ、自分に合った移動スタイルでOKです。十分な準備と正しい情報があれば、スリランカの旅は怖いものなし!さあ、安心して旅を始めましょう。色彩豊かなバスに揺られながら、きっと忘れられない思い出があなたを待っています。


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